現在、私は、社労士(社会保険労務士)と行政書士の事務所を開業しています。実は、今の方が企業づとめ時代より何ばいもワクワク・ドキドキしています。もちろんそれも、これまでつちかった基礎があってこその話しですが。
社労士と行政書士の試験に合格したのは今から約20年前です。
当時の仕事でお世話になった方に、今の仕事だけでなく今後なにかのときにきっと役に立つと勧められたのがきっかけです。結局そのまま企業づとめを続けましたが、この知識がとても役に立ちました。自分のためにも、組織のためにも。
それでも今の方が楽しくワクワクします。それは、誤解をおそれずに書くと、企業という囲いの中で企業の看板を使って仕事をするのとは全く違う「何か」があるからです。たとえ大変でも、大海を泳ぐ感覚がたまらなくて、自分の性にあっているからだと思います。
経営と社会貢献は両立します。特に、私のような仕事ではそうです。それは「人助け」といったような上からの見方ではありません。自分自身が社会の中にいる、いわば証拠です。大袈裟に言えば、人生の証しかもしれません。 ・・・などとカッコいいことを書きながら、この証しが具体的に「何なのか」、まだよくわかりません。ばく然とわかったような気にだけはならないようにしようと思います。
その「何か」・「何なのか」に少しでも近づけるかもしれない。そうした言葉で言い尽くせないかもしれないことを直感する。これがこれからの楽しみでもあります。