BCP(事業継続計画)をつくるときの復旧時間は、次がひとつの目安となります。かなり高いハードルですが、現場主義できめ細かく工夫すればクリア可能です。
さらに広くとらえると、BCPには次のことが求められます。
このような要求は、ひな形を書き写すだけでは満たされません。そのようなBCPは、いざというときに役に立たないだけでなく、BCPがあるという油断と、内容が現実に合わないことによる混乱を引き起こします。私自身、東日本大震災のときにその経験をしました。その意味で、BCPは極めて現実的で、極めて実戦的なツールです。